シュッコンカスミソウ

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2003年度

  植物の中には、春咲き、秋咲きなど、一年の中で特定の季節にしか花を咲かせないものが非常に多く存在します。この開花の季節性を支配する要素としては、温度の他に日の長さ(日長)があることが広く知られており、さらに、同じ日長でも植物種や光の種類(光質)によって異なる反応を示すことも知られています。現在の温室栽培などの施設園芸では、光の照射による開花の制御が重要であり、切り花など花きの安定生産のために、これらの開花機構の解明が強く求められています。
 本研究は、代表的な切り花であるシュッコンカスミソウを用い、様々な光質と日長の条件で最適な光環境の発見を目指しています。(文責:河崎)


2002年度

 植物の生育を制御するにはいろいろな方法がありますが、人体や環境への影響やコストの面から光による制御が今後の園芸技術として期待されています。そこで、光環境の赤色光と遠赤色光の比率を変えることによって、長日植物の成長にどのような違いが出るのかを調べています。また、温度条件や光の強さも変えて成長の違いを調べています。実験材料には、長日植物で花束には欠かせない花であるシュッコンカスミソウの‘ブリストルフェアリー’という品種を使っています。(文責:勝田)


2001年度

 カスミソウと言うと,花束に良くある例の名脇役君です.一言でカスミソウと言いましても,此処で取り扱っているのは,今の所主品種であります,シュッコンカスミソウの‘ブリストル・フェアリー’であります.

 とは言え,これについての研究は,当講座では今年から始めたばかりで,正直なところまだ何も分かって居りません.それ故,基本的な反応を見るにとどまって居ります.
 実際には,主に日長と温度を変えて成長の違いを見る,という実験を行っています.(文責:柳川)

シュッコンカスミソウ

研究紹介

バラ科果樹オビルピーハ(詳細)オビルピーハQ&A 
トマトウリ類四季成り性イチゴ低温感応性蔬菜
シュッコンカスミソウデルフィニウムリンドウトルコギキョウ
根粒菌(窒素固定)テロメア