四季成り性イチゴ

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現在日本で栽培されているイチゴのほとんどは一季成り性品種と呼ばれる短日植物です.この一季成り性品種は,秋の低温・短日で花芽を形成し,春に開花・結実します.これに対し,ほぼ一年を通して花芽形成し,開花・結実をするのが四季成り性品種で,光周性相対的長日であると言われています.この四季成り性品種の生態については不明な点があります.本研究室では,温度と日長を組み合わせた処理を行い,限界日長の品種間差異を調査したり,生育や果実生産に及ぼす環境の影響について調査しています.
 右の写真は四季成り性イチゴ‘サマーベリー’を日長を同じにして温度を変えて生育した場合の成長を比較したものです.右端のイチゴが枯れていますが,栽培が下手なのではなく,花が咲きすぎて心止まりを起こした状態です.(文責:西山)

イチゴ

研究紹介

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