生物化学コース

概要

バイオテクノロジーとともに、人類のより豊かな未来を追求します。

生物化学コースは、植物栄養学、分子生物化学、酵素化学、応用微生物学、生物有機化学、植物細胞生化学、真核微生物機能学の7分野から構成されており、本学部におけるバイオテクノロジー、ライフサイエンス教育・研究の中心的役割を担っています。いずれも化学と生物学を基盤として、農学に関わる生命現象の制御機構の解明、生物が生産する物質の構造と機能の解明、および生物の潜在的な生命機能の開発とその応用に至る幅広い領域の教育と研究を行っています。研究対象は、植物(イネなど)、動物(人間を含む)、微生物(細菌、麹菌、酵母など)およびそれらの生産する有用生体高分子や生理活性有機化合物など多岐にわたり、ゲノム科学、生化学、分子生物学、細胞生物学、遺伝子工学、タンパク質工学、有機合成化学、分析化学などの最先端技術を駆使し、遺伝子・タンパク質レベルはもとより、低分子レベルまで掘り下げて、現象・機能を本質的に理解することを目指しています。学部学生と大学院生、および研究室間の交流もとても盛んで、皆、活発に能動的に研究生活を謳歌しています。