スタッフ

教授:野地 智法(のち とものり)

経 歴

1976年 静岡県浜松市生まれ
1995年 静岡県立浜松西高等学校卒業
2000年 東北大学農学部卒業 学士(農学)取得
2002年 東北大学大学院博士課程前期修了 修士(農学)取得
2005年 東北大学大学院博士課程後期修了 博士(農学)取得
2005-2009年 東京大学医科学研究所 博士研究員
2009-2012年 ノースカロライナ大学チャペルヒル校 博士研究員
 (その間、2008-2010年 日本学術振興会特別研究員SPD)
2013年-2020年度 東北大学大学院農学研究科 准教授
2015年-2021年 東京大学医科学研究所 国際粘膜ワクチン開発研究センター 客員准教授
2015-2019年 東北大学大学院農学研究科 食と農免疫国際教育研究センター 感染免疫ユニットリーダー
2020年-現在 東北大学大学院農学研究科 食と農免疫国際教育研究センター 副センター長(研究、医農連携担当)、医農免疫連携ユニットリーダー
2021年-現在 東北大学大学院農学研究科 教授
2022年-現在 東北大学高度教養教育・学生支援機構 教授
2022年-現在 東京大学医科学研究所 国際ワクチンデザインセンター 客員教授
2022年-現在 ゲルフ大学農学部 客員教授
2022年-現在 台北医学大学保健栄養学系 客員教授

資格

高等学校教諭一種免許(理科)平11高一第1484号
高等学校教諭専修免許(理科)平13高専第78号
家畜人工授精師(宮城県第2161号)

コメント

体の中に備わる免疫臓器の形態形成および機能成熟機序を明らかにすることで、ヒトや家畜といった哺乳動物の健全育成を可能にする免疫ストラテジーを構築したいと考えております。免疫学の中でも、粘膜組織に発達する免疫機能に関する学問(粘膜免疫学)を専門としており、粘膜免疫学に立脚した粘膜感染症に対する予防・治療技術を確立することに興味を持っております。粘膜免疫は、未だ多くの謎に含まれた粘膜組織特有の免疫機能です。畜産学のみならず医学にも貢献できる粘膜免疫学研究を、多くの若い学生さんと一緒に盛り上げたいと思っております。

研究者情報

researchmap (野地智法)

ORCiD (Tomonori Nochi)

J-GLOBAL (Tomonori Nochi)

助教:古川 睦実(ふるかわ むつみ)

経歴

1991年 北海道札幌市生まれ
2009年 北海道立札幌南高等学校卒業
2015年 東北大学農学部卒業 学士(農学)取得
2018年 東北大学大学院博士課程前期修了 修士(農学)取得
2021年 東北大学大学院博士課程後期修了 博士(農学)取得
(その間、2019-2021年 日本学術振興会特別研究員-DC2)
2021年 東北大学大学院農学研究科 学術研究員
2021年-現在 東北大学大学院農学研究科 助教

コメント

学部1年生時の基礎ゼミ(東北大の新入生が150以上のテーマの中から選んで受講)で機能形態学分野の講義を受けたことをきっかけに、組織学に興味を持ちました。これまでは、家畜自身の免疫機能の向上による疾病防除を目指した研究を、組織学の強みを活かして展開していきたいと考え、家畜に特有の免疫臓器である、回腸パイエル板の形態形成・機能成熟機序について研究を行ってきました。現在は、家畜を含む哺乳類の特徴である『乳』に着眼した仔豚の健全育成、および『乳』の免疫臓器発達への影響をテーマとした研究に従事しております。

研究者情報

researchmap (古川睦実)

J-GLOBAL (Mutsumi Furukawa)

特任助教:Jahidul Islam(イスラム ジャヒドゥル)

経歴

1987年 バングラディシュ ボルグナ県生まれ
2002年 Secondary School Certificate取得
2004年 Higher Secondary Certificate取得
2009年 ダッカ大学生物科学部卒業 BS(Hons)取得
2010年 ダッカ大学大学院生物科学研究科修士課程修了 MS取得
2011年 The ACME Laboratories Ltd Brand Executive
2017年 東北大学大学院農学研究科博士課程修了 PhD取得
2017年 東北大学大学院農学研究科 特任助教
2018年 Institute for Developing Science and Health Initiatives (ideSHi) 博士研究員
2019年-現在 東北大学大学院農学研究科 特任助教
2020年-現在 東北大学大学院農学研究科 食と農免疫国際教育研究センター 医農免疫連携ユニット教員

コメント

腸管における炎症抑制を可能にすべく、粘膜免疫システムにおける宿主と微生物との相互作用を解析することを目的とした研究に興味を持っております。現在は、子牛の難治性下痢症治癒を目的とした糞便移植治療の有効性を、メタゲノム解析およびメタボローム解析を駆使して評価しております。それ以外にも、1)腸管由来の母子移行抗体産生を増強する飼養管理法の確立、2)腸管免疫における芳香族炭化水素受容体(AhR)およびインドール化合物の役割解明、3)コレラ感染時におけるMucosal Associated Invariant T (MAIT) 細胞の機能評価を目的とした研究に従事しております。

研究者情報

researchmap (Jahidul Islam)

J-GLOBAL (Jahidul Islam)

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