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6月11日(土)被災地エクステンションを実施しました(福島県葛尾村)
- 2016年6月16日
6月11日(土)、福島県双葉郡葛尾(かつらお)村において、被災地エクステンションを実施しました。
今回の被災地エクステンションには、63名の受講生が参加し、昨年度と同じく大型バス2台での移動となりました。
行きのバスでは、移動中にレクチャーをいただくため葛尾村役場の現地スタッフに同乗いただきました。
バス車内では、葛尾村の震災による被害状況と現在の復興状況についてお話いただき、その後、受講生からの質疑応答などを経て葛尾村に到着しました。
到着後は、昼食を村内施設の「せせらぎ荘」で食べました。


また、葛尾村特産「しみもち」の焼きたてを試食させていただきました。
受講生のなかには3個以上食べた人もいたそうです。草餅に似た素朴な味わいです。
そして昼食後、はじめに、隣にある別の施設「みどり荘」へ移動してパネルディスカッションを行いました。
パネルディスカッションでは、「葛尾村の各分野のパネラー4名」と、「東北復興農学センターの教員と受講生」で様々な議論が行われました。

パネルディスカッションの次は、バスで移動しての現地見学。
パネラーでもあった松本 敏美 様、松本 邦久 様の実証水田や、佐久間 様の牧場を見学しながらお話を伺いました。


これまでの震災による被害状況や、現在の復興状況について現場を通して知ることができる機会となりました。見学中、現地の方のお話を受講生も真剣な表情で耳を傾けていました。
現地見学後は再び「みどり荘」に戻り、「葛尾村の現状を理解した上で、農業および地域振興のための有効なアイデアを考える」をテーマとしてグループディスカッションを行いました。
先ほど「しみもち」の提供ならびにパネラーをしていただいた地元の食品会社・おふくろフーズ社長の松本富子(ひさこ)様も、受講生と一緒に議論に加わっていただきました。


