「微粒化クルクミンの生体吸収性と抗炎症効果」に関する論文が、食品機能成分の国際専門誌である”Antioxidants"誌に掲載されました。[リンク ]
本成果は、「Antioxidants」に掲載されました(doi.org/10.3390/antiox12030724 )。
オーツ麦に含まれる特徴的な成分であるDGDG-LAHLAを構造解析により確認し、その成分が細胞内に取り込まれることや、その機能として抗炎症作用があることを明らかにしました。[リンク]
本成果は、「Nutrients」に掲載されました(doi.org/10.3390/nu14194153)。
脂質は、私たちのからだを構成する重要な成分です。一方、脂質が酸化され過酸化脂質となり、からだに蓄積すると、疾病に繋がると言われています。最近、過酸化脂質は私たちが日常的に食べる食品(油等)にもごく僅かながら含まれることが明らかになり、その行方(摂取したものは吸収され蓄積するのか?吸収されずに代謝されるのか?)に興味が持たれていました。その中で私たちは、摂取した食事由来の過酸化脂質は吸収されないものの、その腸管への流入刺激が「からだ(腸管)の中での脂質の酸化」を引き起こし、それにより「新たな過酸化脂質が生成されること」を初めて明らかにしました。[農学研究科HP]
本研究成果は、2022年9月19日に国際学会誌「Redox Biology」にオンライン掲載されました(doi.org/10.1016/j.redox.2022.102471)。
ドイツ・ヘルムホルツセンターミュンヘンと東北大学大学院医学系研究科との国際共同研究により、ビタミンKにはフェロトーシスを強力に防ぐ作用があることを新たに発見しました。さらに、これまで50年以上その正体が不明であったビタミンKを還元する酵素を同定しました。[東北大HP] [農学研究科HP]
本成果は、「Nature」に掲載されました(doi.org/10.1038/s41586-022-05022-3)。
食用油脂を廃棄する際の重要指標「酸価」が水を加えない条件下でも熱による酸化反応で上昇することを初めて証明しました。[リンク]
本成果は、「Scientific Reports」に掲載されました(doi.org/10.1038/s41598-022-15627-3)。
東北大学大学院農学研究科の改組に伴い、分野名が「機能分子解析学分野」から「食品機能分析学分野」に変わりました!