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Nizhny Novgorod State Agricultural Academy(ニジニー・ノブゴロド国立農業アカデミー)から2名の先生方が来仙されました。(5月24~5月27日、中井副センター長より報告)

2016年5月31日
 先週、Nizhny Novgorod  State Agricultural Academy(ニジニー・ノブゴロド国立農業アカデミー)から、2名の先生が来仙されました。
 部局間学術交流協定に基づいての来訪でしたが、送迎や講演会の一部は、TASCR事務局が担当しました。
 講演内容は、パイプライン設置などによる攪乱された土壌を農地に復旧するための試みや、ロシア国内の家畜および人獣共通感染症の発生調査などで、これらの研究は、復興農学で取り扱っているテーマとも関連が深く、TASCRの研究との連携も考えられます。

 

 ◇来仙された先生方(上段:エレーナ・ダバホヴァ教授、下段:オルガ・コジレンコ准教授)


 川渡フィールドセンターでは、学生を対象としたセミナーが開催されました。

 発表内容は大学や獣医学部の紹介でしたが、質問に答える形で、炭疽病発生を想定した、病原菌の検出、地区封鎖、消毒、汚染肉の焼却といった一連の訓練のビデオが映写されました。炭疽病は、危険な人獣共通感染症で、炭疽菌は古くは生物兵器、近年はバイオテロに用いられた例があります。

 今後、TASCRとしても、積極的に国際連携にも関わって行きたいと思います。


 <講演会の内容について>

日時:平成28年5月25日(水)10:00~11:30

場所:大会議室

Dabakhova Elena教授

講演題目「Effective directions of technology of reclamation of disturbed and contaminated land(汚染土壌修復技術

Kozyrenko Olga准教授

講演題目「The main vectors of Russian cross-border infections(ロシア国外から侵入する疾病の媒介動物)」


 ◇(正面左から)駒井センター長、エレーナ教授、オルガ准教授、中井副センター長