センターの紹介
研究コア
陸圏生物環境復興科学部門
放射性物質動態学グループ
放射性物質の問題は、未だ被災地において大きな課題となっている。我々は第1に動物において放射性物質がどのように取り込まれ、体内に分布し、排出されるかの研究を行う。
この結果を検査体制の確立に向けてフィードバックする。第2に被災した農地の保全と長期にわたる内部被ばくの影響を明らかにしていく。第3に生体からの除染剤開発を含めた新技術を創生する。

放射性物質動態学についての図
メンバー | 研究キーワード | |
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小倉 振一郎 | 草地畜産 | |
井元 智子 | 放射能リスクコミュニケーション ・ 環境評価 | |
吉原 佑(*) | 放牧地生態学 |
(*)他大学(三重大学 生物資源学研究科)の協力教員
生産環境修復科学グループ
生産環境の修復および生物機能と生産性の向上をテーマとし、東日本大震災で被災した農業地域における土壌の調査と修復、アブラナ科植物からの耐塩性系統の選抜とその能力を高めた系統の育成および動物生産環境の評価と適応調節などにより、生産環境の修復と生産性の向上を目指す。
メンバー | 研究キーワード | |
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伊藤 豊彰(*) | 土壌修復と農法改善による農業復興 | |
加藤 一幾 | 園芸学・土壌改良・ストレス耐性 | |
北柴 大泰 | 耐塩性植物 | |
深澤 充 | 高福祉型畜産 | |
堀 雅敏 | 害虫対策 |
(*)他大学(新潟食料農業大学)の協力教員
生態適応復興科学グループ
被災地での自然再生や農林水産業資源の再生事業等において、地域の生物・生態系のもつ能力を最大限に活かすことのできる復興法の開発とその利用を支援する研究・教育を行う。

メンバー | 研究キーワード | |
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陶山 佳久 | 遺伝的地域性・生態系機能 | |
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生命科学研究科
メンバー | 研究キーワード | |
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占部 城太郎(*) | 陸水生態学 | |
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(*)本学の他研究科の協力教員
水圏生物環境復興科学部門
水圏環境修復科学グループ
水圏の生物環境評価と生物生産の復興をテーマとし、震災後の水圏における生物環境のモニタリングを生態学・遺伝学・生理学的なアプローチから取り組み、藻場生態系の現状に対応した修復、生態系の多様性の安定と水産資源の持続的利用、河川での再生産能力の推定と保全・回復のための人為管理、化学物質汚染の遺伝子を利用した生物モニタリングシステム、養殖海域の環境収量力に基づく海面の有効活用と養殖種苗の人為生産システムの提言を目指す。

水圏の生物環境評価と生物生産の復興の図
メンバー | 研究キーワード | |
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尾定 誠 | 水産増養殖復興 | |
中嶋 正道 | 環境修復遺伝学 | |
大越 和加 | 底生生物生態学 | |
青木 優和 | 岩礁生物生態学 | |
横井 勇人 | 環境応答遺伝学 |
漁業復興科学グループ
三陸沿岸および仙台湾における水産生物について、震災後の資源水準・動向や遺伝的多様性を評価し、さらに被災地にマッチした人工種苗生産システムと養殖適品種の開発研究を行うことによって、東北地方太平洋沿岸域における漁業復興の方向性を提示する。
メンバー | 研究キーワード | |
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片山 知史 | 水産資源復興 | |
池田 実 | 水産遺伝資源保全 |
東北大学マリンサイエンス復興支援室
メンバー | 研究キーワード | |
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原 素之(*) | 水産増養殖環境学 |
(*)農学研究科内より連携協力
文学研究科
メンバー | 研究キーワード | |
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長谷川 公一(*) | 復興と地域づくり | |
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復興システム開発科学部門
資源循環エネルギー科学グループ
農林水産業等から発生する有機性廃棄物からのエネルギー生産やコンポスト化、藻類や原生生物からのエネルギー生産などのメカニズムの解析と、新規技術の開発を行う。また、これらの方法による被災地などにおける有機性資源の循環システムの開発や、リーモートセンシング技術による被災地のモニタリング、復興に資する情報提供を行う。

被災地復興・地域防災の視点による地域自立型エネルギー循環システムの構築の図
メンバー | 研究キーワード | |
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小倉 振一郎 | 地域資源循環・林畜連携 | |
中井 裕(*) | 資源循環・エネルギー | |
多田 千佳 | 資源循環・エネルギー | |
米澤 千夏 | リモートセンシング・GIS | |
西谷 豪 | バイオマス・水産 | |
福田 康弘 | 分子生物学・分子情報進化学 |
(*)他大学(新潟食料農業大学)の協力教員
IT農業科学
メンバー | 研究キーワード | |
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金山 喜則 | 園芸 | |
本間 香貴 | 作物(水稲・大豆・麦類)生産評価 | |
菅野 均志 | 土壌肥料学 | |
加藤 一幾 | 園芸学 |
環境科学研究科
メンバー | 研究キーワード | |
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災害科学国際研究所
メンバー | 研究キーワード | |
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今村 文彦(*) | 津波工学 | |
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情報科学研究科
メンバー | 研究キーワード | |
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青木 孝文(*) | 情報基礎科学 | |
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工学研究科
メンバー | 研究キーワード | |
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李 玉友(*) | 環境保全工学 | |
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(*)本学の他研究科の協力教員
復興食品機能・健康増進科学部門
機能性食品科学グループ
本研究分野では、災害ストレス後遺症回避のために効果的な栄養成分と食品成分の同定と作用機序の解明、被災者の傷害の緩和と健康の維持・増進に資する水産物に由来する成分の解析、および災害復興対応テラヘルツ分光システムの活用等により、災害からの復旧と再生、さらにその将来においても利用可能な災害対応型栄養機能性食品を他部門・グループと連携して創出する。
メンバー | 研究キーワード | |
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白川 仁 | ストレス栄養学 | |
高橋 まさえ | テラヘルツ科学 | |
中野 俊樹 | 水産食品学・水産生化学 |
健康長寿科学グループ
被災地の住民が受けているストレスを軽減する生体の機構を解明するとともに、「健やかで幸せな長寿」の実現を目指した食品や食事の研究を進め健康維持・増進の一助とする。

健やかで幸せな長寿のイメージ図
メンバー | 研究キーワード | |
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都築 毅 | 日本食・長寿 | |
原田 昌彦 | 生物ゲノム修復・活性酸素 | |
萩野 顕彦 | 動物生理科学・酸化ストレス |
食の安全性科学グループ
病原微生物、毒素ならびに関連化学物質の感染性および毒性評価とリスク軽減による安全性確保に資する研究。

食の安全性科学のイメージ図
メンバー | 研究キーワード | |
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種村 健太郎 | 動物生殖・発生毒性 | |
高橋 計介 | 復興食品機能 | |
米山 裕 | 病原微生物 |
工学研究科
メンバー | 研究キーワード | |
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西村 修(*) | 環境生態工学 | |
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医学研究科
メンバー | 研究キーワード | |
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押谷 仁(*) | 新興・再興感染症 | |
仲井 邦彦(*) | 環境衛生学 | |
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多元物質科学研究科
メンバー | 研究キーワード | |
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河村 純一(*) | 固体イオニクス学 | |
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メディカル・メガバンク機構
メンバー | 研究キーワード | |
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山本 雅之(*) | 転写因子の環境適応応答 | |
布施 昇男(*) | バイオマーカー探索 | |
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(*)本学の他研究科の協力教員
教育コア
復興農学フィールド
日本の農業新生に繋がる東北農業の復興を目指して、災害復興および防災の視点を加えた農業のあり方や先端研究・技術をフィールド講義や被災地エクステンションを通して学ぶ。
メンバー | 専門および担当 | 小倉 振一郎 | 環境調和型動物生産 |
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陶山 佳久 | 環境調和型林業・森林生態 | |
多田 千佳 | 資源循環・エネルギー | |
IT農学
日本の農業新生に繋がる東北農業の復興を目指して、ITの農業現場への活用方法やIT農業の先端研究・技術をフィールド講義や被災地エクステンションを通して学ぶ。
メンバー | 専門および担当 | |
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菅野 均志 | IT農業 | |
米澤 千夏 | リモートセンシング・GIS | |
加藤 一幾 | 園芸学 |
被災地エクステンション
被災地を訪問し、現状の観察や意見交換を通して、被災地の復旧や被災地での農業および関連事業の立ち上げについて学ぶ。
メンバー | 専門および担当 | |
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伊藤 房雄 | 農業経営経済学 | |
小倉 振一郎 | 環境調査型動物生産 | |
胸山 佳久 | 林業・森林生態 | |
中野 俊樹 | 水産資源化学 |
災害復興合同講義
被災地を訪問し、現状の観察や意見交換を通して、被災地の復旧や被災地での農業および関連事業の立ち上げについて学ぶ。
メンバー | 専門および担当 | |
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伊藤 房雄 | 災害復興合同講義Ⅰ・合同講義の企画運営 | |
片山 知史 | 災害復興合同講義Ⅱ・合同講義の企画運営 |
情報コア
運営部門
メンバー | 専門および担当 | |
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小倉 振一郎 | 本センターの企画運営 | |
北柴 大泰 | ||
加藤 一幾 | ||
東北復興農学センター事務局 | 本センターの事務局運営 |
社会連携実践部門
研究コアと被災地をつなぐと共に被災地復興において新技術の普及定着を図る。
メンバー | 専門および担当 | |
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伊藤 房雄 | 6次化とAI(アグリインフォマティクス) |
アーカイブ部門
メンバー | 専門および担当 | |
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小倉 振一郎 | 震災被害・復興のアーカイブ化 | |
北柴 大泰 | ||
加藤 一幾 |